世界のエリートが学んできた「自分で考える力」の授業（狩野みき著/日本実業出版社）
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＜この本から学べること＞
・説得力のある意見の作り方を学べます。
・正解のない問いに対して、自分なりの答えの出し方を学べます。
・ビジネスでグローバルに活躍するために必要な素養を学べます。
＜ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数＞
・サラリーマンへのオススメ度数 【★★★★★】
・独立起業家へのオススメ度数 【★★★☆☆】
＜著者＞（本書より引用）
慶應義塾大学法学部卒、慶應義塾大学大学院博士課程修了（英文学）。慶応義塾大学、聖心女子大学、ビジネス・ブレークスルー大学講師。グローバル水準で考える力・プレゼン力・作文力を指導するスクール、Wonderful Kids主宰。子どもの考える力教育推進委員会、代表。20年にわたって、大学等で「考える力」と英語を教える。
＜本書内容概略＞
あなたは説得力のある意見を述べていますか？説得力ある意見とは、いろいろな角度から考え抜かれている意見！この本で学べます！できるビジネスパーソンになりたい人！グローバルで活躍する人には絶対必要です！わかりやすいオススメの１冊です！
国語、算数、理科、社会、英語、…。
「本当に必要？」と疑問に思うことまで含めて、学校では本当にいろいろなことを学びます。
しかし、社会に出るとほとんどのビジネスパーソンに求められるこれども、学生時代にほとんど教わることがない、そんな内容があります。
『説得力のある意見の作り方』『正解のない問いに対して自分なりの答えを出すために必要な考え方』です。
「グローバルな舞台で活躍する人々は、しっかりと考えるスキルと自分なりの意見を持っている！」
長年、英語教育を通して、日本人と欧米人の意見の持ち方や発言の違いから、課題意識をもった著者が、この日本の学校では教えてくれなかった「考え抜く力」「説得力ある自分なりの意見の作り方」を、欧米の学校での教え方をヒントにして、ビジネスパーソン向けにわかりやすく伝授してくれます。
＜ビジネスマン八岳次郎の感想＞
私は、約２０年間、外資の入ったメーカーで働いています。
日本人が大多数ではありますが、アメリカ人、イギリス人、インド人、中国人、フランス人、韓国人。
いろいろな国の方々と、一緒に仕事をしています。
だから、特に感じるのかもしれませんが、説得力のある意見を述べて、相手を納得させることの大切さは、本当にしみじみ、その必要性を感じています。
しかし、残念ながら、大学修士課程までの私の学生時代の中でも、これを体系立てて教えてもらうことはありませんでした。
社会に出て、実戦の中で、OJT（On the Job Training）で、身につけてきたのです。学生時代には、ほとんど学ばないが、社会に出てから、共通して求められること、それが、この『説得力のある意見が言える能力』だのです。
私もその通りだと実感しています。
この本では、そんな内容が、とてもわかりやすい語り口で、ポイントを絞って述べられています。
これからグローバル化が進展していくであろうビジネスの世界において、ビジネスパーソンに必要なスキルを身につける方法を伝授してくれる一冊と言えます。
ではでは。
