図解でわかる！君も年収１億円プレーヤーになれる（苫米地英人著/宝島社）
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＜本書から学べること＞
１億円プレーヤーになるための心構え、１億円プレーヤーになるために必要なこと、１億円プレーヤーの普段の生活を学ことができます。
＜ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数＞
・サラリーマンへのオススメ度数 【★☆☆☆☆】
・独立起業家へのオススメ度数 【★★★★★】
※サラリーマンである限り（経団連に入っている限り）、1億円プレーヤーにはなれないというのが、著者の持論。1億円プレーヤーになりたい方は、独立起業しましょう。
＜著者＞（本書より引用）
1959年、東京生まれ。認知心理学者（機能脳科学、計算言語学、認知心理学、分析哲学）。計算機科学者（計算機科学、離散数理、人工知能）。カネギーメロン大学博士（Ph.D.）、同CyLab兼任フェロー、株式会社ドクター苫米地ワークス代表、コグニティブリサーチラボ株式会社CEO、株式会社角川英樹事務所顧問、中国南開大学客座教授、全日本気功師会副会長、米国教育機関TPIジャパン日本代表、天台宗ハワイ別院国際部長、財団法人日本催眠術教会代表理事。
マサチューセッツ大学を経て上智大学外国語学部英語学科卒業後、三菱地所へ入社。２年間の勤務を経て、フルブライト留学生としてイエール大学大学院に留学、人工知能の父と呼ばれるロジャー・シャンクに学ぶ。同認知科学研究所、同人工知能研究所を経て、コンピューター科学の分野で世界最高峰と呼ばれるカーネギーメロン大学大学院哲学科計算言語学研究科に転入。全米で４人目、日本人として初の計算言語学の博士号を取得。
帰国後、徳島大学助教授、ジャストシステム基礎研究所所長、同ピッツバーグ研究所取締役、ジャストシステム基礎研究所・ハーバード大学医学部マサチューセッツ総合病院NMRセンター合同プロジェクト日本側代表研究者として、日本初の脳機能研究プロジェクトを立ち上げる。通商産業省情報処理振興審議会専門委員などを歴任。
現在は自己啓発の世界的権威ルー・タイス氏の顧問メンバーとして、米国認知科学の研究成果を盛り込んだ能力開発プログラム「PX2」「TPIE」などを日本向けにアレンジ。日本における総責任者として普及に努めている。
＜本書内容概略＞
あなたは、年収１億円プレーヤーになりたいですか？もし、少しでも興味があるなら、買って損はない一冊です！〇億円プレーヤーの著者の言葉には説得力があります！新しいモノの見方に気付かされ、感動します！私は、一気に読み切りました！蛍光ペンで線を引きまくり！ページに折り目入れまくり！自分とは異なるものの考え方や見方を学こことができ、自分の新しい知識として活用していくことができる、これこそが読書の楽しみの一つです！この本は、そんな喜びを120%体験させてくれます！
ーーー年収１億円を稼ぐことは、簡単なこと！１億円プレーヤーは、勉強ができたり、飛び抜けてセンスがいいわけではない！ただ、脳の使い方が違うだけ！ーーー
著者は言い切ります。
では、どのように脳を使っていけばよいのでしょうか？
その答えが、本書の中には凝縮されています。
本書は、下記の３部で構成されています。
１．１億円プレーヤーのバランス感覚
２．１億円プレーヤーの仕事哲学
３．１億円プレーヤーのライフスタイル
1つ目のバランス感覚は、１億円プレーヤーになるための心構えが書かれています。
「自分が１億円プレーヤになれるのは当たり前だ」と思える脳を作っていくことが必要と述べています。一見すると、巷の成功哲学の本に書かれていることと同じ内容ですが、著者は認知科学者の立場から、論理的にその正しさを説明しています。
２つ目の仕事の哲学ですが、ここには、１億円プレーヤーになるために必要なことが記されています。
著者のメッセージはこれです。
お金持ちになるには…
他人の価値をひっくり返すこと。
そのために必要なのが、抽象度の高い視点を持つこと。
つまり、抽象度の高い視点を持って、他の人が考えもしなかったことで、他人の価値をひっくり返す、これでお金も人脈もおもいのままという訳です。
そして、その具体的な方法も盛り沢山に記されています。
最後に、3つ目のライフスタイルですが、ここでは１億円プレイヤーの普段の生活が紹介されています。
お金や趣味、娯楽、情報収集、そして、その他心がけていることなど、暮らしぶりを垣間見ることができます。
「思いの種を蒔き、行動を刈り取り、行動の種を蒔いて習慣を刈り取る。習慣の種を蒔き、人格を刈り取り、人格の種を蒔いて人生を刈り取る」（サミュエル・スマイルズ）
私の大好きな言葉ですが、１億円プレーヤーになるのであれな、彼らの習慣を知ることも極めて大切なことと言えます。
＜ビジネスマン八岳次郎の感想＞
多彩で華々しい経歴！ヘリコプターで初島まで自家用ヘリでイカそうめんを食べに行くという豪快さ！そんな方の本というだけあって、新しいし視点に気づかせてくれる、そして、自分にもできそうな気にさせてくれる一冊でした。
繰り返します。
とにかく、ポイントは下記です。
お金持ちになるには…
他人の価値をひっくり返すこと。
そのために必要なのが、抽象度の高い視点を持つこと。
ヘンリーフォードは自動車の大量生産でによる安価な乗用車で世界中の人々の価値観をひっくり返しました。
スティーブジョブスはIphoneで世界中の人々の価値観をひっくり返しました。
マーク・ザッカーバーグは、フェイスブックで世界中の人々の価値観をひっくり返しました。
そして、この本の著者（1億円プレーヤー）も、本書で私の価値観をひっくり返してくれました。
どうやら、この本で書かれていることは、間違ってはいないようです。
ではでは。
