自助論（S.スマイルズ著/竹内均訳/三笠書房）
 |
新品価格 |
＜この本から学べること＞
自助の精神（他人を当てにすることなく、自分で目標を立て、誠実に、忍耐強く、努力して、やり抜くこと）の重要性を学ことができます。
＜ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数＞
・サラリーマンへのオススメ度数 【★★★★★】
・独立起業家へのオススメ度数 【★★★★★】
＜著者＞
イギリスの著述家。はじめ医者であったが、本書『自助論』（原題：Self-Help, with Illustration of Charactor and Conduct）の大成功後、文筆に専念する。本書には至るところに深い人生の知恵があふれており、生き方の根本を鋭く説く「不朽の名著」として、世界的なベストセラー＆ロングセラーになっている。（本書より抜粋）
＜本書内容概略＞
この自助の精神こそが、ビジネス、国家、個人の成功には不可欠。
1858年出版で、世界数十ヵ国で読まれてきたベスト＆ロングセラーです。
自助の精神の大切さを説いた本です。
この自助の精神により、仕事や人生で成功をおさめることができると述べています。
では、自助の精神とは何でしょうか？
ーーー「天は自らを助くる者を助く」ーーー
聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか？
これが自助の精神。
簡単にいうと、
ーーー「他人を当てにすることなく、自分で目標を立て、誠実に、忍耐強く、努力して、やり抜くことが重要」ーーー
となります。そして、これにより、「ビジネス、国家、そして人生の成功が得られる」としています。
本書は、全10章で構成されていますが、この自助の精神が、いろいろな角度と事例で述べられています。
多くの人々を奮い立たせてきたというだけあり、実際に読むと、どんどん引き込まれていきます。
＜ビジネスマン八岳次郎の感想＞
武者ぶるいしました。
日本では、はじめ、明治の人々に広く読まれ、当時日本で100万部ほど売れたベスト＆ロングセラーというだけのことはあります。
読んでいくと、内から活力がみなぎってきて、自分の仕事に対するモチベーションが、どんどん高まっていくのを感じました。
私の仕事の取り組みに関するモットーは、『どんな仕事も愚直に取り組む』です。
目先の仕事を掃くような仕事のやり方は、必ず、質の低さを指摘され、やり戻しになり、結局多くの時間がかかることを何度も経験してきました。
一見時間がかかりそうですが、目の前の仕事に愚直に取り組むことこそ、質の高いアウトプットに最短時間でたどり着き、そして関係する人々からの信頼を得て、次の仕事につながっていくやり方ということです。
この本を読んで、自分がモットーとしてきたことの正しさを再認識できました。
現代社会では、いろいろな情報があふれ、拙速な結果を求めて、「知識やテクニック」に走りがちな面があります。
もちろん、ビジネスでの成功には、「知識やテクニック」が必要です。
しかし、それだけでは、真の成功を得ることはできません。
私は、「仕事に対する正しい取組み姿勢」が成果を出すために、まずはじめに必要な条件であり、「知識やテクニック」がその後、確実な成果を得るための条件だと思っています。
２つがそろって、はじめて確実な成果が出ます。
しかし、まず大切なのは（必要なのは）「仕事に対する愚直な取組み姿勢」です。
「仕事に対する正しい取組み姿勢」は忘れてはなりません。
ではでは。
