身の回りに良いことが起き始める!成功法則!

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チーズはどこへ消えた?(スペンサー・ジョンソン著/門田美鈴訳 扶桑社)

チーズはどこへ消えた?

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<この本から学べること>
身のまわりに起こる変化に、すばやく対応することの重要性を学べます。
(変化にすばやく対応できたものだけが生き残れるということを学べます。)

<ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数>
・サラリーマンへのオススメ度数 【★★★★★】
・独立起業家へのオススメ度数  【★★★★★】

<著者>(本書より引用)
医学博士、心理学者。心臓のペースメーカー開発にたずさわる。さまざまな大学や研究機関の顧問をつとめ、シンクタンクに参加する一方、著作活動を続けている。その功績を認めらられ、ハーバード・ビジネス・スクールの名誉会員。

<本書内容概略>
世の中は絶えず激しい変化を繰り返しています。 あなたにてとって、「変化」とはどのようなものですか?ピンチ?チャンス?何かを奪っていくもの?何かを得られるもの?変化をとらえたものだけが生き残ることができます。ぜひとも、オススメの1冊です!

物語には、二匹のネズミと二人の小人が登場します。一匹のネズミは、いち早く変化をかぎつけ、もう一匹は、すぐに行動を起こします。一人の小人は、変化におびえて、変化を認めません。もう一人は、もっといいことがあるはずと、変化の波に乗ろうとします。これら4つのキャラクターは、私たちが心の中に持っている感情です。変化の激しい今の世の中を乗り越えていくには、どの対応が良いでしょうか?変化は必ず起きるもの!変化の予兆を見逃すな!変化はチャンス!心にひびくメッセージが、もり沢山です。
全部で94ページのシンプルな物語。 あっという間に読み切ることができます。
読めば、これからの激動の変化の速い社会で生き残れる可能性がアップすること間違いなし、逆に読まないと… です。

<ビジネスマン八岳次郎の感想>
私が仕事をする上で、常に心がけていることの中に、ライバル社の製品動向感度と仕事のスピードがあります。
現在、某メーカーで製品開発を担当していますが、ライバル会社の製品動向をつかんでおかないと、あっという間に、負けてしまうという危機感が、常にあります。
そして、情報をキャッチした時は、自社としてどんな行動をとるべきかを決めて、それを実行に移しますが、その実行までの対応スピードもきわめて重要になります。
まさに、この本の中で描かれている内容が、日々の職場でも行われていると、この本を読んで感じました。

目線をあげて、日本を代表する会社を見ても、同じようにものすごいスピードで、さまざまな変化が続いていることに気付きます。

私が学生の頃、ウォークマンで大ヒットをとばしたソニーは、その勢いを落としています。(今や金融会社とも言われています。。。)
また、経営の神様と言われた松下幸之助が興したパナソニックも、同じく勢いを落としています。
理由の一つには、社会や顧客の好みの変化に商品を合わせることができずに、過去の成功体験にしがみついてしまったことが、挙げられているのは周知の事実です。

自動車の世界はどうでしょうか?
トヨタプリウス、ホンダはインサイトで、時代の変化を敏感に察知しハイブリッド技術に投資し、主導権を握りました。
一方、ハイブリッド車で出遅れた日産は電気自動車リーフで次の変化を察知して、投資をして変化を起こそうとしています。
電気自動車で主導権を握ろうとしているのです。
そんな中で、新しい電気自動車メーカーであるテスラも登場してきています。
更には、水素を燃料にした新しい動力源である燃料電池車が研究されています。
まさに、技術の変化をとらえて、各メーカーは、日々競い合っている(どこに投資するか競い合っている)のです。

こんな時代だからこそ、本書は、10年を超えるにもわたるロングセラーになっているのでしょう!(2000年11月 第1刷、2013年6月 第62刷
人気企業社員教育にも使われたという実績にもうなずけます。

生物も環境の変化に対応できたものだけが生き残ってきました。自然界の摂理なのです。ビジネスの世界も同じです。変化を先取りして、スピーディーに対応した会社のみが生き残れるのです。

ではでは。