「いいこと」がいっぱい起こる!ブッタの言葉(植西聰著 三笠書房)
新品価格 |
<この本から学べること>
・心の迷いの解決の仕方(考え方)が学べます。
・いらだちや怒りのおさめ方(考え方)を学べます。
<ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数>
・サラリーマンへのオススメ度数 【★★★★★】
・独立起業家へのオススメ度数 【★★★★★】
※職業を問わず、すべての人におすすめです!
<著者>(本書より引用)
東京都出身。著述家。心理カウンセラー。産業カウンセラー(労働大臣認定)。「知客職」(僧侶)、「心理学博士」の名誉称号を持つ。1982年、ウィーグル研究所を設立。現在「心理学・心理療法」「東洋医学・仏教思想」「成功哲学」などの研究に従事し、人々に喜びと元気を与えている。(著書より引用)
<本書内容概略>
どう生きれば、幸せになれるか?イライラや怒りをなくすにはどうしたらよいのか?皆さん、 読まれましたか?「ブッタの教え」をもとに、すぐに役立つ心の持ちようをわかりやすく解説してくれます!
どう生きれば、幸せになれるか?
そのヒントが、この本には詰まってます。
著者は、仏教、東洋哲学、心理学を深く研究された植西聰さん。
ブッタの教えを現代語訳にして、その内容を事例を挙げて、判り易く伝えています。
現代社会は、怒りやいらだちに満ち溢れています。
皆さんも、思い通りにならない他人、イヤなことばかりの職場、うまくいかない人間関係に対して、イライラ、怒り、そして自己嫌悪に陥っていませんか?
そんな方には、お勧めです!
著者は、そんな心のゴミを掃除してくれるのが、「ブッタの言葉」だと言います。
全てを解決するキーワードは、「思いやり」。
ブッタの言葉には、この「思いやり」に満ち溢れていると言います。
自分への思いやり、他人への思いやり、世の中への思いやり。
全てのものに対して、思いやりの心を持つというマインドチェンジが出来た時、幸せが押し寄せてくると言います。
この本には、そんな正しく86個の生きる秘訣が、見開き2ページ完結で、ブッタの言葉を引用しながら、判り易く書かれいます。
<ビジネスマン八岳次郎の感想>
怒りとは何でしょうか?
怒りとは、自分の思いと現実とのギャップ(差)が、ある一定レベルを超えた時に発生する負の感情のことです。
人は、自分の思いと現実とのギャップ(差)にいつも思い悩んでいるのです。
自分はこうしたい、ああしたい、でも夫や子供はそうしてくれない。
そんな状態で、ギャップ(差)が、あるレベルを超えて大きくなった時、「どうしてわかってくれないの!」「なんど同じことを言わせるの!」と、怒りという負の感情が発生するのです。
でも、世の中には、同じ状況に遭遇しても、あまり怒らない人と怒りやすい人がいます。
どう違うのでしょうか?
遭遇した現実はどちらも同じです。
そうです!
遭遇した現実に対する見方が違うのです。
あまり怒らない人は、自分の思いと現実とのギャップ(差)を一歩引いて、冷静に眺めています。
俯瞰するとも言います。
ちょうど鳥が上空から、怒っている自分を見ているイメージです。
そして、自分の思いのレベルを、ぐーっと下げてしまうのです。
ギャップ(差)は小さくなります。
怒りの感情は起きなくて済むわけです。
「まっ、いいかっ♪」
こんな感情です。
一方、怒りやすい人は、自分の思いのレベルを下げることができません。
良い言い方をすると、「こだわりがある!」
悪い言い方をすると、「頑固者!」
いずれにせよ、脳の柔軟性は低そうです。
怒っているあなた!
怒るということは、
「私は、思い通りにならない現実に我慢できず、負の感情を出しています」
そう、周りに伝えているということを認識しましょう。
さあ、どうしますか?
あなたも、遭遇した現実に対する見方を変えてみませんか?
この本には、そんな発想の転換が盛りだくさんでした。
読み終えた時には、多くの気づきと共に、心が穏やかになれると思います。
是非とも、読んでみて下さい。
ではでは。