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たった1分で人生が変わる片づけの習慣(小松易著/中経の文庫)

たった1分で人生が変わる 片づけの習慣 (中経の文庫)

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<この本から学べること>
・片づけをすると人生が良い方向に変わり始めるという片づけのパワーについて
・片づけのやり方の基本とそのコツ
・片づけを習慣化する方法

<ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数>
・サラリーマンへのオススメ度数 【★★☆☆☆】
・独立起業家へのオススメ度数  【★★☆☆☆
※身のまわりやデスクをきれいに片づけして、業績を上げることは、
どんなビジネスパーソンにも必要!

<著者>(本書より引用)
日本初のかたづけ士。1968年生まれ。高崎経済大学在学中に交換留学で行ったアイルランドで「トランク1つで生活できる」ことに衝撃を受けて帰国。以来、モノとヒトとの関係を探求し始める。株式会社フジタ退社後の2005年9月、片づけられない人、片づけがちょっと苦手な人、自分の部屋を片づけたら人生がスッキリするとわかっているのなかなか始められない人向けに個人カウンセリング&コーチングを提供するコンサルティングを「スッキリ・ラボ」として銀座に開業。現在は、個人・企業向けに「かたづけ」のコンサルティング・セミナー活動を行なう。今まで延べ2500人以上の「かたづけ」コンサルティングを行なう。また、かたづけ士としての活動が,、テレビ東京「ガイヤの夜明け」、NHK「ドキュメント20min.」に取り上げられ反響を呼ぶ。

<本書内容概略>
本書は、片づけの専門家が書いた片づけの本です。2500人もの人々に片づけを教えてきた日本初の『かたづけ士』が、片づけの大切さ、基本とコツを伝授してくれます!誰でも片づけをしたくなる「片づけの哲学」、誰でも片づけができるようになる「片づけの基本とコツ」、すぐに散らかりリバウンドしてしまう人のための「習慣化する方法」など、片づけにまつわるノウハウが満載です!

さて、本書ですが、3章構成になっています。それぞれ、第1章「片づけをすることにより人生が好転し始めるという片づけの大切さ」、第2章「片づけの基本とコツ」、第3章「片づけを習慣化する方法」が述べられています。
少し、詳しく見ていきましょう。

まず、第1章ですが、こちらでは、2500人もの人々に片づけを教えてきた日本初の『かたづけ士』ならではの、片づけの大切さが述べられています。そして、誰でも片づけをしたくなる「片づけの哲学」が熱く語られています。「片づけをすると余計なものが排除されて、自分の本当にやりたいことが浮かび上がってくる」「片づけをすると成功のチャンスがやってくる」この考え方には、今までの自分の経験からも共感・納得してしまいました。また、著者の考え方は、本当に哲学と言えるくらいまで、「片づけ」という行為を、いろいろな方向から考えて、掘り下げているのを感じました。「片づけをしていれば自然と成功がやってくる」と確信しました。

次に、第2章です。ここでは、片づけの基本とコツがたくさん述べられています。片づけを専門としているだけあって、片づけのコツについても、よく研究されています。片づけの基本動作を、『「出す」「分ける」「減らす」「しまう」の4動作』と述べていて、とてもわかりやすくすぐに取り組めると感じました。また、片づけで挫折しないコツを、「ゴール(目標)を決める」「1日15分だけ」「1箇所だけ片づける」と述べていて、こちらもなるほどと思いました。細分化して片づけていく方法であれば簡単に始められて、継続できるというわけです。一例を紹介しましたが、このようなノウハウが満載で、とても参考になります。

最後に、第3章は、片づけを習慣化する方法です。ダイエットをして体重が減ったけれども、安心して気が抜けてしまい前よりも体重が増えてしまった。ダイエットの世界では、このリバウンドが要注意です。どうやらこれは「片づけ」の世界でも同じことが言えるようです。この章は、習慣化の方法について述べられているので、どちらかというと心構えをどう維持し続けるかという観点のノウハウが、たくさん述べられています。そんな中で、特に心に響いたのが、「モノの定位置を決めて、そこに返してあげる」という考え方です。さっそく使わせていただいています。モノだって自分の家、自分の部屋に帰りたいでしょうからね。

さてさて、このように片づけ情報が満載ですが、最後に心に響いたのが、「今日の片づけがあなたの10年後を変える」というフレーズです。私も10年後の成功を目指して、さっそく片づけを始めました。皆さんもいかがでしょうか?オススメの1冊です!

<ビジネスマン八岳次郎の感想>
職場における片づけの大切さについても、以前から言われてきています。特に、作業効率を改善して、業績を向上させようという取り組みは、多くは製造業の現場で行われてきました。「トヨタ自動車の片づけ」に代表されるように、多くは、特に作業現場で行われてきました。
一方で、事務所などの事務系業務での片づけも進められてきています。私も入社以来、ずっとデスクワークの仕事をしてきましたが、昔、上司から、言われた印象深い言葉があります。机の上の整理整頓をするように言われた時のことです。その時、上司から、「机の上や引き出しが整理整頓できていないのは、頭の中が整理されていないのと同じ」と。なぜかはわかりませんが、脳天を打ち抜かれたような衝撃が走ったのを覚えています。それ以来、私は職場の机を整理整頓する人に変わりました。私の机はモノがなく、常にスッキリしているのです。人が変わるきっかけというのは、こんな一言だったりするのだなと改めて感じるのですが、この本も、そんなキッカケになるような素晴らしい考えや言葉がたくさん散りばめられていると、読んだ時に感じました。オススメの1冊です!

ではでは。