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マッキンゼー流入社1年目問題解決の教科書(大嶋祥誉著/SB Creative)

マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書

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<この本から学べること>
世界最高峰のコンサルティングファームマッキンゼーの新入生が叩き込まれる問題解決に取り組む時の心構えと問題解決のノウハウを学べます!

<ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数>
・サラリーマンへのオススメ度数 【★★★★★】
・独立起業家へのオススメ度数  【★★★★★】
※問題解決はすべてのビジネスパーソンに必須!マッキンゼー入社1年目に学ぶ問題解決のノウハウを知りたいすべてのビジネスパーソンにオススメです!

<著者>(本書より引用)
センジュヒューマンデザインワークス代表取締役。エグゼクティブ・コーチ、組織開発・人材育成コンサルタント上智大学国語学部卒業。米国ヂューク大学Fuqua School of Business MBA取得。米国シカゴ大学大学院人文科学学科修正終了。マッキンゼー・アンド・カンパニーでは、新規事業の立ち上げ戦略、全社戦略立案、営業戦略立案などコンサルティングプロジェクトに従事。その後、ウイリアム・エム・マーサー、ワトソン・ワイアット、グローバル・ベンチャー・キャピタル、三和総合研究所にて、経営戦略や人材マネジメントへのコンサルティングおよびベンチャー企業支援に携わる。2002年より独立し、エグゼクティブ・コーチング、組織変革コンサルティング、チームビルディングやリーダー開発に従事する。

<本書内容概略>
世界最強コンサルティングファームマッキンゼーの新入社員が叩き込まれるという仕事術。コンサルティングプロとしての仕事に対する姿勢から、問題解決の基本プロセスフレームワーク、そして問題解決の効果を高める思考方法まで、その内容が盛りだくさんです!世界最高峰コンサルティング会社使われている問題解決の方法を知りたい人は必読です!

本書は、7章の構成になっていますが、プロとしての仕事に対する姿勢問題解決の基本プロセスフレームワーク、そして問題解決の効果を高める思考方法などが詳しく述べられています。これら4つについて、見ていきましょう。

まず、1つ目に、プロとしての仕事に対する姿勢についてです。
・UP or OUT(バリューを出し続けるか、出ていくか)
・Complete work(完璧な仕事)
この言葉が、マッキンゼーでの仕事に対する流儀と著者は述べています。プロフェッショナルとしての心意気が伝わってきます。
マッキンゼーというと、オフィスの中で、データを分析して答えを見つけるような印象がありますが、実際は、クライアントに「こんな答えがあったのか!」と身を乗り出させるような最高の提案を常にすることを心がけて、最高の世界一汗を書いて、現場に足を運んで、自分の仕事に真摯に取り組むコンサルティングファームということが、本を読むと判ります。

2つ目に、問題解決の基本プロセスです。この部分は、問題解決の基本で、もっとも重要な部分になります。この基本プロセスを理解し、実践しなければ絶対に真の問題解決には結びつかないと言えます。
著者は、問題解決の基本プロセスについて、下記のように述べています。
・本来の「問題解決」とは、起こった自称に対処することではなく、「なぜ、その事象が起こったのか?本当は、どうあればその事象が起きないのか?」という問題の本質まで掘り下げて解決すること
・じつは多くの人は、この違いが区別できていないために、何度も同じような問題に悩まされる
マッキンゼーでは、クライアントの問題解決のために、問題の全体像を把握しつつ、真の問題は何か?重要な課題は何か?を徹底して深掘りをすることを教えられた

そして、具体的な問題解決の基本プロセスは、下記だと言います。

問題解決の基本プロセス
問題の設定とその領域の決定⇒課題の整理と構造化(課題の見える化)⇒情報の収集⇒仮説を立てる⇒仮説を検証する⇒解決策を考える、解決策を実行する

このプロセスにしたがって、問題解決を進めることによって、どんな問題も真の解決に結びつけるということが、読み進めていくと理解できます。そして、これらの方法は、どんな仕事をしている人でも、使えると思いました。

3つ目に、フレームワークについてです。
この言葉は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?しかし、『フレームワークとはマッキンゼーが考案した問題解決のための万能の方法』と多くの方は間違って理解していると述べています。『本当は、先に述べたような問題解決の基本プロセスを進んでいく時に、それらを助ける便利なツールに過ぎない』と言っています。『したがって、身につけることがゴールではない』としています。フレームワークは手段であって目的ではないということです。本書の中では、『ビジネスシステム』『3C(顧客:Customer。競合:Competitor、自社:Company)』『7S』『ポジションのマトリックス』『ロジックツリー』などが具体的に説明されています。

そして最後、4つ目に、問題解決時の効果を高めるための思考方法についてです。フレームワークが問題解決の基本プロセスを進んでいく中で、短時間に答えにたどり着くための便利な道具とすると、この思考法は、クライアントが納得する答えにたどり着くための心構え考え方と言えるでしょう。自分の思考の枠にとらわれず、「So What?(だから何?)」と深く考え抜くことの重要性が語られています。また現実を見るだけでなく、「それが顧客にとって将来どんな意味を持つだろうか?」という未来志向で考えることの重要性についても述べています。

ポイントを絞って、4つほど紹介しましたが、仕事で使える問題解決の方法が盛りだくさんです。世界最高峰の問題解決のやり方を学びたい方には、ぜひオススメの1冊です!

<ビジネスマン八岳次郎の感想>
ビジネスで大切な仕事は、日々の利益を生みだすライン業務とともに、もう一つ大切なのが、会社の中に存在する問題を解決することでしょう。会社の中には、解決することにより、さらに効率があがり、利益を生み出せるチャンスが数多く存在しています。我々は、そんな問題の解決に取り組まなければならないのです。
一方、会社を取り巻く環境も、日々大きく変化しています。まわりの環境の変化に合わせて、会社を変化させていかなければ、取り残されてしまう時代になってきています。
いずれにしても、サラリーマン生活をしていて感じることは、日々の仕事は問題の解決の連続ということです。問題解決こそが会社での自分の存在意義と言っても良いかもしれません。

そんな、会社で必要不可欠の問題解決ですが、短い時間で真の答えに必ずたどり着ける方法があったとしたら?この本には、その答えが書かれていると思いました。問題解決に取り組むすべてのビジネスパーソンにオススメです!

ではでは。

伝え方の教科書(木暮太一著/WAVE出版)

伝え方の教科書

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(2014/5/3 05:03時点)


<この本から学べること>

難しいことをわかりやすく伝える方法、「わかりやすい伝え方」を学べます。

<ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数>
・サラリーマンへのオススメ度数 【★★★★★】
・独立起業家へのオススメ度数  【★★★★★】
※わかりやすい説明ができるようになりたいビジネスパーソンには超オススメです!

<著者>(本書より引用)
経済ジャーナリスト。一般社団法人教育コミュニケーション協会代表理事。
1977年千葉県生まれ。慶應義塾大学経済学部を卒業後、富士フィルム、サイバーエイジェント、リクルートを経て、独立。大学在学中に自主制作した「気軽にはじめる経済学シリーズ T.K論」が大学生協や一般書店で累計5万部を突破。現在は、予備知識なしで理解できる本当にわかりやすい書籍の執筆と「「わかりやすい説明」のルール」を伝える講演に注力している。『今までで一番やさしい経済の教科書』(ダイヤモンド社)、『大学で履修する入門経済学が1日でつかめる本』『落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本』『落ちこぼれでもわかるマクロ経済学の本』(以上、マトマ出版)、『僕たちはいつまでこんな働き方を続けるのか?』(星海社)、『カイジ、「命より重い」お金の話』(サンマーク出版)、『ずっと「安月給」の人の思考法』(アスコム)など著者多数。

<本書内容概略>
今回は、「わかりやすい伝え方」について書かれた本の紹介です。著者は、「伝えることが、あらゆる仕事の基礎にある」「わかりやすく伝えることができるとみんな幸せになれる」「やり方を覚えれば誰でもできるようになる」と、わかりやすく伝えることを大切さ、容易さなどを説いています。

大学時代に難しい経済の教科書をわかりやすく解説した本を出版、5万部も売れた経験や、その後、難しいことをわかりやすく伝える本を何冊も出版してきた経歴の著者ならではの考え方です。

本書の中で、「わかりやすい伝え方」の方法を、いろいろと述べていますが、その中から、著者が基本と述べているものを一つ、『伝え方の3点セット』について紹介しましょう。
著者が述べている『伝え方の3点セット』は、『誰に』『何を(結論)』『その理由』の3つです。少し詳しく見てみましょう。
まず、一つ目の『誰に』です。これは何かを伝える時には、まず誰に伝えるかを明らかにしなければならないということです。聞きたいことや興味などは、人それぞれです。したがって、何かを伝えようとする時には、まずその伝える相手が誰かを考えなければならないというわけです。
次に、『何を(結論)』です。こみいった話の結論を、いかに一言で言えるかが大切です。わかりにくい話というのは、何を言いたいのかわからなくて、だらだらと説明が長く続くような話ではないでしょうか?「それで結論は?」そんなことを言われた経験はありませんか?結論をずばり一言で伝えることは、とても難しいことかもしれませんが、とても大切なことなのです。
最後に、『その理由』です。人に何かを伝えるということは、伝えたことを理解してもらって、その内容の確からしさや大切さを納得してもらう必要があります。したがって、伝えようとする内容を納得してもらうための理由が必要になるのです。

「わかりやすい伝え方」の一部を紹介しましたが、それ以外にも「伝え方のノウハウ」が満載です。「わかりやすい説明」を目指す人には、間違いなくオススメの1冊です!読んでみて下さい!

<ビジネスマン八岳次郎の感想>
『複雑なことを複雑に伝えるのは誰でもできるようになる。難しいのは、複雑なことを簡潔にわかりやすく伝えること。』(社会人になって先輩から教わったことです。)私も、会社ではわかりやすい説明を常に求められ、報告やプレゼンなどの訓練を、実務の中でしてきました。

生き馬の目を抜くのビジネスの世界では、時間は命(=極めて貴重)です。上司への説明は、ポイントをずばり簡潔に伝える必要があります。時間をかけて説明はしたが、相手に伝わっていないということがあってはならないのです。

会社生活を長く続けていて感じることは、この『わかりやすい説明』は、ビジネスの世界では特に大切ということです。そして、もう一つ、とても大切にもかかわらず学校でも社会に出てからもきちんと勉強する機会がないということに気づかされます。

この本は、『わかりやすい説明』のためのわかりやすい教科書だと思いました。この本の中に書かれている「わかりやすい説明」の方法は、いたってシンプルです。先ほど紹介したくらいの内容です。しかし、簡単なことと甘く見ることなかれ。身につけた時の効果は絶大です。私は、この本に出会えて、仕事上の報告の質や日常会話が変わったと、効果を実感しています。皆さんもぜひとも読んでみて下さい。

ではでは。

世界一受けたいお金の授業(和仁達也著/三笠書房)

世界一受けたいお金の授業


<この本から学べること>
儲ける人のお金の使い方お金に対する考え方を学べます。
ブロックパズル(※1)を使って、家計から、企業業績、国家予算までお金の流れを簡単に理解する方法を学べます。
(※1)ブロックパズルとは、積み木のような四角の図を順番に組み立てて、お金の流れを読み解く方法。家計から、企業業績、国家予算まで経済の仕組みが説明できる。

<期待される効果>
・企業の決算書(損益計算書)のポイントが読めるようになります。
日経新聞の記事内容がスラスラと頭に入ってくるようになります。
 (会社の経営状態、経営課題、今後の展望など)
・飲食店などお店の経営状態をオーダー待ちの10分で見抜けるようになります。


<ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数>
・サラリーマンへのオススメ度数 【★★★★★】
・独立起業家へのオススメ度数  【★★★★★】

<著者>(本書より引用)
1972年生まれ。経営コンサルタント名古屋大学農学部で、木製廃材の強度を研究していた4年生の春「いつか経営者になりたい」という自分の思いに気づき、急きょ方向転換。新聞すら読まない経済音痴ながら経営コンサルティング会社に入社。
先輩・上司から徹底的にしごかれた末に、99年1月に27歳で(株)ワニマネジメントコンサルティングを起業。月給25万円のサラリーマン時代から一転、月額30万円以上の報酬契約がだんだんと複数社になるなどして、実績を積んできた。
単なる情報提供ではなく、クライアント目線からの経営支援が信頼に結びつき、コンサル業界では顧客契約年数が通常1年未満で終わると言われる中、平均5~7年、長い顧客先では10年以上に及んでいるのが特徴。
「難しいことを、わかりやすく楽しく」解説する能力を高く買われ、品川女子学院(高校)にて「ビジネスと生活で使えるお金の授業」を担当。大反響を得て、テレビ番組『カンブリア宮殿』でも紹介された。
「ビジネスの成功」と「私生活の充実」の両立をモットーに、妻と娘の3人で名古屋市在住。いい人生を歩むためには身体づくりも欠かせないと少林寺拳法は三段の腕前。

<本書内容概略>
全6章からできていますが、全体を通して、著者考案のブロックパズルで、会社、店舗などの経済状態を、限られた情報で見抜く方法が具体事例で説明されています。一見すると難しくて身構えてしまうような会社の儲けの構造や国家予算のお金の流れなどを、家計の説明を使いながら、とにかくわかりやすく説明しています。会社や国家も、実は、ごく普通の家庭の家計と見方は同じということに、あらためて気づかされます。おもしろいほど経済、数字に強くなること間違いなしです。会社の決算書の概略を読めるようになりたい。日経の記事から会社の経営状況を予想できるようになりたい。入った飲食店の経営状況をオーダー待ちの間に予想できるようになりたい。そんなビジネスパーソンにオススメの1冊です!

<ビジネスマン八岳次郎の感想>
ひと頃、ビジネスパーソンに必要な3つのスキルとして、会計(財務)、英語、ITの重要性が言われていました。一過性のブームのように、この「ビジネスパーソン三種の神器」は取り上げられていましたが、これらの重要性は、実は今も変わっていないと思います。特に、会計(財務)は、会社勤めのサラリーマンであろうと、自分のビジネスを持っている人であろうと、すべてのビジネスパーソンに必要不可欠です。

さて、社会人になると、学生時代には学ばなかった、この手の勉強をする必要が出てきますが、勉強していて、よく失敗するのは、以下のようなケースではないでしょうか?
・難しい教科書を、始めから終わりまで、まるまる勉強するが、疲れ果てて、結局頭に何も残っていないパターン
・実務ではほとんど使えない余計なことまで覚えすぎて、いざ使いたいことが思い出せないといったパターン

難しいことは飛ばして、本当に実務で使えることだけを、『ポイントを絞って』学びたいものです。事実、実際に実務で使うのは本当に限られたことだけです。たいていは、基本的な知識だけを理解しておけば十分なのです。(会計財務が仕事の方は別ですが)

ただ、ここで、『理解』という言葉には、十分注意しなければなりません。『理解する』とは、覚えた知識が使える状態』になっているということを意味します。

では、次に、『使える状態』とは、どんな状態でしょうか?
会計でいうと、頭の中に損益計算書や貸借対照表などの決算資料の概念図が浮かび、会社の経営状態や経営者の思いが想像できる状態です。

私は日経を読む時、いくつかのパターン化された『日経読み解きシンプルフレームワークを思い浮かべるようにしています。
損益計算書シンプルフレームワーク投資⇒売上アップシンプルフレームワーク需要供給シンプルフレームワークなどがあります。

例えば、ある企業が新製品を出した時には、損益計算書シンプルフレームワークを使って、「この会社はこの製品で売上高をのばして、営業利益をのばしたいんだな」と理解したり、投資の記事が載っていた時には、投資⇒売上アップシンプルフレームワークを使って、「この会社は投資をして、売り上げをまず伸ばす作戦をとったんだな」などと想像するのです。


具体的に、損益計算書シンプルフレームワークを見てみましょう。
『営業利益=売上ー原価ー経費』
たった、これだけです。当たり前のことです。でも、これだけのことでも、頭の中にフレームワークとして、徹底的にイメージすることを心がけるだけで、日経新聞の理解が飛躍的に高まるのです。

今日の日経1面に、「ホンダ 中国で車種倍増」という記事が載っていました。
記事の抜粋から、以下のように読み解いてみました。

ホンダは中国で販売をする車種の数を2年後をメドに20程度に倍増する…
ここからは、『営業利益=売上高ー原価ー経費』の中の売上高を伸ばして、営業利益を上げたいんだな。

車体の骨格である「車台」などの主要部品を共同で使い、…
ここからは、『営業利益=売上高ー原価ー経費』の中の、開発費が含まれる経費を減らして、同じく営業利益を上げたいんだな。

中国で部品の調達数を増やして購買コストを減らす狙いもある。…
ここからは、『営業利益=売上高ー原価ー経費』の中の、部品の原価を減らして、同じく営業利益を上げたいんだな。

こんな具合に、『日経読み解きシンプルフレームワークで、ほぼ100%日経が読み解き、ホンダの思惑を、短時間で見抜けるのです。
新聞を読むというのは、このこんなことなのです。

難しいことをたくさん覚えることが必要な時もおあるかもしれませんが、通常はポイントを絞ったシンプルなフレームワークを覚えておいて、それを100%使い切ることのほうが、何百倍も有効です。
ポイントを絞ったシンプルなものほど、忙しい現代社会には重宝されます。

以上、『ポイントを絞った』『理解』をするという点で、この本は、とてもわかりやすいと思いました。

最後に、今回紹介した
『日経読み解きシンプルフレームワークについては、別の機会に、改めて詳しくお話ししたいと思います。

ではでは。よいGWを。

フランクリン自伝(松本慎一・西川正身著/岩波文庫)

フランクリン自伝 (岩波文庫)

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<この本から学べること>
偉人フランクリンの生涯を知ることができます。そして、彼自身の経験を通して見えてくるアメリカ建国の歴史を知ることができます。そして、有名な13徳を学べます。

<ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数>
・サラリーマンへのオススメ度数 【★★☆☆☆】
・独立起業家へのオススメ度数  【★★☆☆☆】
※アメリカ独立時の激動の時代に大活躍した多才な偉人の考え方、生涯を知りたい人にはオススメです!

<著者>(本書表紙より抜粋)
科学者、出版業者、哲学者、経済学者、政治家、そしてアメリカ資本主義育ての親。1706-1790年。

<本書内容概略>
科学者、出版業者、哲学者、経済学者、政治家、そしてアメリカ資本主義育ての親といろいろな顔を持つ才能豊かな偉人フランクリンが自ら記した自叙伝です。語学にも達者で、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、ラテン語をあやつったようです。幼少時代は、決して、恵まれて過ごしたとは言えませんがが、勤勉で、興味のあるものに対しては、何にでものめり込み、事を成し遂げていきます。中でも、「正しく生きる」ことの重要性に、若くして気づいており、あの有名な13徳を樹立したのは、なんと25歳というから驚きです。
その後も、消防組合創設、郵便局長就任、大学設立、学術教会設立、市会議員当選、病院建設と多方面で社会への貢献に努めていきます。そして、この類まれなる多才で、アメリカ合衆国独立に貢献していくのです。
大局的に歴史を記した書物はたくさんありますが、ひとりの人間の人生を通して、垣間見えてくる歴史の大転換期(アメリカ合衆国独立)は、改めて新鮮で、興味深いものです。また、自伝であるがゆえに、彼自身の考え方が、彼自身の言葉で、生々しく表されているのも感動です。
アメリカ建国に多大の貢献をしたフランクリンの生涯を知ることは、アメリカを理解することにもなります。1957年1月第1刷、2011年9月第72刷超ロングセラーです!

<ビジネスマン八岳次郎の感想>
お金儲けや幸せになるテクニックは、ちまたにたくさんありますが、この本を読むと、生涯を通して幸せに経済的な恩恵を享受して生き続けるには、人として、正しい道を歩むことを心がける必要性があるということに気づかせてくれます。基本的なことですが、とても大切で、欠かせないことと言えます。そして、正しく生きることは、心の平安を得るための重要な要素でもあります。正しく生きることにより、心の礎ができ、心の平安が得られます。そして、 心の平安が得られると、自ずと富がおとずれる。良い循環が生まれます。初版が1957年で、半世紀以上にわたって、読み継がれてきた良書です。少々、読みにくいところもありますが、ぜひとも挑戦して頂きたい1冊です。

ではでは。

自分を超える法(ピーター・セージ著/駒場美紀+相馬一進訳 ダイヤモンド社)

自分を超える法

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<この本から学べること>
真の成功を得る方法を学べます。
真の成功とは、経済的豊かさを味わい尽くすライフスタイルを手に入れ、人生が充足していると感じる心になった状態のこと

<ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数>
・サラリーマンへのオススメ度数 【★☆☆☆☆】
・独立起業家へのオススメ度数  【★★★★★】

<著者>(本書より引用)
イギリス若手No.1起業家。1972年生まれ。世界No.1コーチである、アンソニーロビンズの史上最年少トレーナー。
お金を使わずに、ビジネスを作り出すプロフェッショナル。世界No.1マーケッター、ジェイ・エイブラハムのビジネスパートナーでもある。資金なしに22社の企業を成功に導き、そのビジネス手腕は世界的に高く評価されている。
過去に二度、ビジネスパートナーを選び間違えて無一文になったものの、2回とも再起してすぐに億万長者に戻った。また、3ヵ月間で、資産ゼロから5億円の不動産を買うなど、極めて短期間で大きな結果を出してきたことで知られる。
最近では、起業家精神の分野で、世界のトップビジネススクールの1つである、INSEAD(欧州経営大学院)の顧問委員会(パリ)に招待されたり、学生起業家協会の世界大使としてCEOに任命されるなど、経営のかたわら、講演家やコンサルタントとしても活躍中。
また、ピーターは年に約1か月間、自発的にボランティアとして世界中を旅をしており、チャリティとして世界中からのべ数千万円もの金額を集めた。
現在は「スペース・エナジー」という事業に携わり、宇宙空間で太陽エネルギーを発電し、地球に供給する「1兆円プロジェクト」に取り組んでいる。

<本書内容概略>
著者が語る真の成功とは、経済的な豊かさを味いつくすライフスタイルを手に入れ、人生が充足していると感じる心の状態になること。幸せなお金持ちになりたい方向け! 成功するために必要な考え方とテクニックを、事例豊富に述べています!

著者は、次のように述べています。経済的な豊かさを味いつくすライフスタイルを手に入れ、「人生が充足していると感じる心が伴ってこそ、真の成功といえる」。お金だけを追い求めるのではなく、また、逆にお金を卑俗(ひぞく)な物と見る訳でもなく、人間の純粋な全ての欲望を、バランスよく、現実的に追い求めていると思いませんか? とても潔く(いさぎよく)、そして好感を持ちました。この本には、そんなバランスのとれた偏りのない「真の成功」を手に入れるための方法が、余すところなく示されています。本の内容に従って、考え方を変え、行動を起こせば、お金と成功、幸せがやってくるという訳です。その考えや行動の変革こそが、『自分を超えること』と述べています。
さて、『自分を超える』ための5つの法則を触りの部分だけ紹介しましょう。
本の帯からの抜粋です。

<自分を超える5つの法則> 
法則1「成功の心理学」成功の80%は心理で決まる
法則2「お金の作り方」資金ゼロでのビジネスはできる
法則3「リーダーシップ」人間関係の達人になる方法
法則4「世界観をつくる」人生に力を与える考え方
法則5「文章の力」ことばひとつで劇的な成果を上げる

<ビジネスマン八岳次郎の感想>
成功しようと思ったら、成功者のモノの見方や物事の考え方を知る必要があります。しかし、多くの人は、成功者のモノの見方や考え方を知りません。成功者のモノの見方や物事の考え方を勉強して、同じ思考回路にしてしまうのが、もっとも手っ取り早い方法なのです。
ビジネスの世界でもうまくいっている会社や商品を徹底的に分析して追いつくことをします。ベンチマークして、キャッチアップするわけです。これをやっている限り、決してその相手を追い抜くことはできませんが、最小限の労力で、短時間で、相手の会社や商品に追いつくことはできるわけです。それと同じです。

さて、このモノの見方や考え方を理解したら、次に必要なのが、成功するためのテクニックです。モノの見方や考え方は、成功するために絶対なくてはならない条件と言えますが、テクニックは、その成功を確実なものにする、成功をより大きくするための条件と言えるのです。成功者のモノの見方や考え方と成功のためのテクニックは、両者は車の両輪のごとく、確実に成功するために欠かせないものなのです。本書は、真の成功するための内容を、この両輪の観点から、バランスよく記しています。

ではでは。

ウケる技術(小林昌平・山本周嗣・水野敬也共著/新潮文庫)

ウケる技術 (新潮文庫)

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(2014/3/8 06:14時点)


<この本から学べること>
人の笑わせ方ウケる方法を学べます。

<ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数>
・サラリーマンへのオススメ度数 【★★★★☆】
・独立起業家へのオススメ度数  【★★★★☆】

<著者>(本書より引用)
小林昌平
1976(昭和51)年生まれ。慶應技術大学卒。美術評論家、戦略プランナー。女子・食・建築などに関する評論、エッセイ多数。
山本周嗣
1976(昭和51)年生まれ。学習院大学卒。外資系証券会社トレーダー。
水野敬也
1976(昭和51)年生まれ。慶應義塾大学卒。執筆以外にも、「恋愛体育教師・水野愛也」や企画チーム“rice”によるDVDシリーズ「温厚な上司の怒らせ方」など活動は多岐にわたる。著者に『BADLUCK』がある。

<本書内容概略>
あなたの周りにも、不思議と相手を笑わせて、気に入られるタイプの人はいませんか?彼らは、どんなテクニックを使って相手を笑わせているのでしょうか?「その理由を知りたい!」もし、少しでも、そう思ったら、この本は一読の価値はあります。平成19年4月第1刷、平成20年8月第11刷のロングセラーです。

本書は、笑いが生じる場面を詳細に分析し、それを応用可能な「技術」として体系化した、コミュニケーションの教科書です。著者は、「ウケる人」の会話を地道に整理する作業を行い、誰でもマネすることができる有限のパターンの組み合わせに分解できるということを見出しています。本書で紹介されている。「ウケる技術」は全部で40個です。そして、そのすべてが、「なるほど!」と納得できるレベルの高さです。すぐに使えるもの、ちょっと恥ずかしくて使うには勇気のいるものなど、いろいろありますが、全体を通して共通することは、相手を笑わせて、場を和ませようとする最高のサービス精神(自分をさらけ出す勇気)が必要と思いました。それぞれの技術は読みきりになっていて、どこからでも、1つからでもチャレンジできます。

<ビジネスマン八岳次郎の感想>
今ほど、コニュケーション能力を問われている時代はありません。ビジネスシーンでも、友人付き合いでも、恋愛でも、あらゆる場面で、コミュニケーション能力が必要とされています。そんなコミュニケーション能力の中でも、特に人を笑わせる能力は、とりわけ重要と言えます。人が集まってくるからです。お金も集まってくるからです。

人を笑わせることができる人は、間違いなく人気があります
人を笑わせるサービス精神旺盛な人は、みんなお金持ちになれます

なぜでしょうか?
答えは、人を元気にするからです。
人気もお金も、自分を元気にしてくれた人にあげたくなりますよね。

ではでは。

万病を防ぐ「水」の飲み方・選び方(藤田紘一郎著 講談社α文庫)

万病を防ぐ「水」の飲み方・選び方 (講談社プラスアルファ文庫)

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¥700から
(2014/3/8 06:10時点)


<この本から学べること>
健康になる水の飲み方を学べます。

<ビジネスマン八岳次郎の勝手にオススメ度数>
・サラリーマンへのオススメ度数 【★☆☆☆☆】
・独立起業家へのオススメ度数  【★☆☆☆☆】

<著者>(本書より引用)
1939年、中国東北部に生まれる。東北医科歯科大学医学部をツ行し、東京大学大学院医学系研究科博士課程を修了。医学博士。東京医科歯科大学名誉教授。専門は寄生虫学と熱帯医学。その一方で生態系から見た現代の人間社会のゆがみを鋭くとらえ、ユーモアのあふれる名文でつづられた警告の書を出版し幅広く支持される。

<本書内容概略>
世界もうらやむ長寿大国日本ですが、現実は、不安とストレスに満ちあふれ、食品添加物たっぷりの食生活や、交通手段の発達による運動不足などで、多くの人が、自分の健康に不安を抱えているのではないでしょうか?そんな状況を受けて、多くの健康法が、世間には氾濫しています。そんな中で、今回は、水の本の紹介です。成人男性の体重の約60%を構成する水。人間の体の大部分は、水でできているのです。だとしたら、飲む水を気に掛ける必要はあるような気になってきます。世界の国々の水を40数年にわたって研究してきた著者が、水との賢い付き合い方が明かします!

ーーー水を制するものは健康を制すーーー著者の長年の水に関する研究の結論です。
著者は、寄生虫学や熱帯医学をご専門にされている東京医科歯科大学名誉教授です。 世界各国を、「健康によい水」 を求めて、40数年にわたり、70ヵ国近い国々を訪ねて、調査研究してきたそうです。 その経験から、「水を制するものは健康を制す」「良質の水を取ることにより、長寿、健康、美容を手にすることができる」というのが、著者の持論になっています。良質な水を飲むことによる効能は、下記と述べています。
・免疫力を高めて、風邪などの病気をひきにくくし、健康を増進する
・新陳代謝を促し、体質を改善し、老化を防止する
・細胞間の水を補い、美容美肌に効果を発揮する
では、なぜ、水がそれほど重要なのでしょうか?そもそも、人間の体は、成人男性の場合、約60パーセントが水でできています。その水が血液やリンパ液に変わり、体のすみずみまで栄養を運んだり、老輩物や病原菌を排出したり、60兆個と言われる細胞に水分をうるおしています。私たちの健康は、日々飲む水に握られているのです。もっともこの身近な水に無頓着であっていいはずがないというのが、著者の考えです。また、ご自身の水の世界研究旅行の中で、ヒマラヤ山麓のパキスタン高原の長寿村フンザ族が ミネラル豊富な硬度の高い水を日々飲んでいるなど、ご自身が調査された事例をあげて、水が重要であることを述べています。
では、どんな水を飲んだらよいのでしょうか?著者は、ミネラル豊富水を飲むことを勧めています。(水道水はそのまま飲まない。)ただ、一方で、それも万能ではないとも述べています。体に良いとされる水にもそれぞれが特徴があり、その時々の体調に合わせて、バランスよく、自分にあった正しい水を選択することを勧めています。そして、何よりも、体がおいしいと受け入れた水を飲むことを勧めています。著書の中には、他にも詳しい飲み方や、効能など、40年の調査研究の成果が凝縮されています。また、著者お勧めの市販されている水なども紹介されています。

<ビジネスマン八岳次郎の感想>
ーーー元気があれば、なんでもできるーーーアントニオ猪木さんの名言です。
健康で元気がなければ何もできません。
特に、風邪を引いたからといって、簡単には休めないビジネスパーソンにとっては、健康で元気に働くことは、ことさら重要なのではないでしょうか?
そして、できるビジネスパーソンの条件なのではないでしょうか?
いろいろな健康法がちまたにはありますが、体の約60%を構成する水にこだわるというのは、説得力があります。

ではでは。